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生前葬とは?どんなことをなぜ行うのか、費用等徹底ガイド

2024.6.28

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生前葬とは、自分が生きているうちに行う葬儀のことです。人生の終わりを自分でプロデュースし、 友人や家族と一緒に過ごす機会を持つことで、感謝の気持ちを伝える場として注目されています。 この記事では、生前葬の内容や目的、費用について詳しく解説します。

生前葬の目的

生前葬の主な目的は以下の通りです。

・挨拶とスピーチ

主役である本人が挨拶を行い、感謝の気持ちや思い出を語る場となります。 また、家族や友人からのスピーチも行われることが多いです。

・映像や写真の上映

過去の写真やビデオを上映し、人生を振り返る時間を設けます。 これにより、出席者と共に思い出を共有し、絆を深めることができます。

・音楽の演奏や歌唱

本人の好きな音楽を演奏したり、歌ったりすることで、和やかな雰囲気を作り出します。 プロのミュージシャンを招くこともあれば、友人や家族が演奏する場合もあります。

・食事や懇談会

セレモニーの後に、食事や懇談会を設けることが多いです。 これにより、出席者同士が親睦を深める機会となります。

・特別なプログラム

本人の趣味や興味に合わせた特別なプログラムを用意することも可能です。 例えば、旅行が好きな人なら旅行の話をする時間を設けたり、アートが好きな人なら展示会のような形にするなど、個性的な演出が可能です。

生前葬の費用

生前葬の費用は内容や規模によって大きく異なりますが、 以下のポイントを考慮に入れておくと良いでしょう。 ・会場費 ホテルの宴会場やレストラン、貸し切りホールなどを利用する場合、その利用料がかかります。費用は数万円から数十万円程度が相場です。 ・演出費 音楽や映像の演出にかかる費用です。プロのミュージシャンを招いたり、映像制作を依頼したりする場合、数万円から十数万円が目安となります。 ・食事や飲み物の費用 懇談会で提供する食事や飲み物の費用です。参加人数やメニューによりますが、一人当たり数千円から一万円程度が一般的です。 ・その他の費用 花や装飾品、スピーチの原稿作成や進行役の費用など、細かな費用が発生することがあります。 これらを含めて、総額で数十万円から百万円程度を見込んでおくと良いでしょう。

生前葬のメリットとデメリット

メリット

・自分の希望を反映した葬儀を行える ・感謝の気持ちを直接伝える場を持てる ・死後の家族の負担を軽減できる ・生前に大切な人たちと時間を共有できる

デメリット

・費用がかかる ・生前に葬儀を行うことへの心理的な抵抗感がある場合がある ・全員の参加が難しいこともある

生前葬の準備手順

1.計画を立てる 生前葬の目的や希望を明確にし、全体のプランを立てます。何を伝えたいのか、 どのような形で行いたいのかを考えましょう。 2.葬儀社や会場の選定 信頼できる葬儀社や会場を選びます。生前葬の実績がある業者を選ぶと、スムーズに準備が進みます。 3.招待客のリストアップ 招待したい家族や友人、知人のリストを作成します。連絡先を確認し、招待状を準備しましょう。 4.プログラムの準備 スピーチや映像、音楽などのプログラムを準備します。プロに依頼する場合は、 早めに打ち合わせを行いましょう。 5.費用の見積もりと予算設定 全体の費用を見積もり、予算を設定します。費用に無理がないように計画を進めましょう。 6.実施当日の進行管理 当日の進行管理をしっかり行い、トラブルがないように準備を整えます。 進行役を立てるとスムーズです。

生前葬後の対応

生前葬が終了した後の対応も重要です。参加者へのお礼や、当日の写真やビデオの共有などを 行いましょう。また、生前葬を行ったことで心の準備が整った場合、改めて遺言やエンディングノートの内容を見直すことも考えられます。

まとめ

生前葬は、自分の人生を自らの手でプロデュースし、感謝の気持ちを伝える場として非常に有意義なものです。自分らしい葬儀を行うことで、家族や友人に対する配慮を示し、安心して最期を迎える準備を進めましょう。費用や内容についてしっかりと計画し、自分に合った形での生前葬を考えてみてください。 生前葬を通じて、大切な人々との絆を深め、人生の締めくくりをより豊かなものにしましょう。

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