危篤とは?危篤といわれた時の対処法まで徹底解説

2025.2.21

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目次

家族や親族が「危篤」と医師から告げられたとき、多くの人は動揺し、どう対応すべきかわからなくなるでしょう。しかし、事前に適切な知識を持つことで、落ち着いて行動し、大切な人との最期の時間を悔いなく過ごせる可能性が高まります。 本記事では、「危篤」の意味、危篤と診断された際の対応、家族が取るべき行動、さらに危篤後の手続きや葬儀の準備までを徹底解説します。

危篤とは?

「危篤(きとく)」とは、病気や事故などによって生命が極めて危険な状態にあり、回復の見込みがほとんどないことを意味します。一般的には、医師が「いつ亡くなってもおかしくない」と判断した場合に、患者の家族へ危篤の連絡が入ることが多いです。

危篤と宣告されたらどうするべきか?

医師から「危篤です」と伝えられた場合、家族は以下の対応をすぐに取ることが望ましいです。 1.落ち着いて状況を理解する ・医師の説明をしっかり聞き、今後の流れを確認する 2.親族や近しい人へ連絡する ・危篤を伝え、面会の可否を確認する 3.病院へ駆けつける準備をする ・必要な持ち物を用意し、すぐに病院へ向かう 危篤と診断された場合、残された時間が非常に短い可能性が高いため、すぐに行動を起こすことが重要です。 医師から「回復の可能性はほとんどありません」と説明を受けた場合、家族は患者の意向や家族の考えをもとに、最適な対応を決める必要があります。

家族が危篤になった時はどうすればいいの?

家族が危篤になったとき

家族が「危篤」と診断されたとき、多くの人は突然の知らせに動揺し、どう対応すればよいのか分からなくなります。しかし、限られた時間の中で適切な対応をするためには、冷静に行動することが何よりも重要です。 ここでは、家族が危篤になったときに取るべき行動を順を追って解説します。

まずは落ち着きましょう

危篤の知らせを受けると、多くの人がパニックになりがちですが、焦らず冷静に対応することが大切です。 ・深呼吸をして気持ちを落ち着かせる ・医師の話をしっかり聞き、状況を理解する ・家族や親族と連携し、必要な準備を進める 突然の事態であっても、冷静に判断し行動することが、患者にとって最善のサポートになります。

ご自身の職場に状況を伝えておく

危篤の知らせを受けた場合、仕事を休む必要が出てくるため、早めに職場に連絡を入れましょう。 ・【職場への報告のポイント】 ・直属の上司へ電話で報告する(メールやチャットだけで済ませない) ・「家族が危篤であること」「病院へ向かうため休むこと」を明確に伝える ・休みの期間が不確定な場合は、状況が分かり次第報告すると伝える ・業務の引き継ぎが必要な場合は、同僚に依頼する 企業によっては、特別休暇や有給休暇を活用できる場合もあるので、就業規則を確認しておきましょう。

まとまった現金を用意しておく

病院での支払いや、今後の葬儀費用などを考慮し、まとまった現金を用意しておくと安心です。 【現金を用意する理由】 ・病院での入院費や治療費の支払い(クレジットカードが使えない病院もある) ・葬儀の初期費用(葬儀社への前払いが必要な場合あり) ・遠方の親族が来る際の交通費負担 普段、キャッシュレス決済を利用している人も、このような場面では現金が必要になることがあるため、あらかじめ準備しておきましょう。

自宅で危篤になった場合

病院ではなく自宅で家族が危篤状態になった場合、速やかに適切な対応を取ることが求められます。 ・【自宅で危篤になった場合の対応】 1.すぐにかかりつけ医または救急車(119番)を呼ぶ 2.医師または救急隊員の指示に従い、必要な措置を取る 3.病院への搬送が必要な場合は、健康保険証などを準備する 4.家族や親族に連絡を入れ、状況を共有する 医師が到着するまでの間は、呼吸や脈拍の確認を続けながら、患者の安静を保つことが大切です。

危篤は誰に知らせれば良いの?

家族が危篤になった場合、どの範囲まで連絡すべきかを判断することは重要です。緊急の連絡であるため、できるだけ迅速に、必要な人に伝えることが求められます。

三親等までの親戚に連絡する

危篤の連絡は、基本的に三親等までの親族を対象に行います。

【親等ごとの対象者】

親等該当する親族連絡の優先度
一親等両親、子供最優先で連絡
二親等兄弟姉妹、祖父母、孫できるだけ早く連絡
三親等叔父・叔母、甥・姪可能なら連絡

ポイント ・一親等(両親・子供)は最優先で連絡し、すぐに駆けつけられるようにする ・二親等(兄弟姉妹・祖父母)もできるだけ早く知らせる ・三親等(叔父・叔母・甥・姪)は、患者との関係性を考慮しつつ連絡する

連絡する際の注意点

・相手の生活状況を考慮する(深夜・早朝の連絡は緊急時のみ) ・遠方の親族には、交通手段や到着時間の確認も行う ・患者の状態を正確に伝え、今後の流れを説明する

家族間で役割分担を決め、誰がどの親族に連絡するのか事前に決めておくと、混乱を防げます。

危篤を知らせる際の連絡方法

家族や親族が危篤になった際、できるだけ早く適切な方法で連絡を取ることが重要です。連絡の手段によって、伝わるスピードや正確性が異なるため、状況に応じた方法を選びましょう。

電話(最も確実で迅速な方法)

メリット ・緊急性が伝わりやすい ・即座に相手とやり取りができる ・相手の状況に応じて、具体的な説明が可能 デメリット ・相手が電話に出られない場合がある ・深夜や早朝の連絡は相手の負担になることも 適したケース ・両親・兄弟姉妹などの近い親族に連絡する場合 ・すぐに駆けつけてもらう必要がある場合

メール(詳細な情報を伝えやすい)

メリット ・落ち着いて文章で説明できる ・後から見返すことができるため、情報が正確に伝わる ・電話に出られない人でも確認できる デメリット ・緊急性が低くなりがち ・すぐに気づいてもらえない可能性がある 適したケース ・遠方の親戚に詳細を伝える場合 ・すぐに駆けつける必要がない親族や知人への連絡

SNS(LINE・WhatsApp・Messenger など)

メリット ・一斉送信ができ、複数人に同時に連絡できる ・スタンプや既読機能で、相手の反応を確認しやすい ・文章とともに、病院の場所や今後の予定を共有しやすい デメリット ・高齢の親族など、SNSを使っていない人には伝わらない ・緊急性が伝わりにくい場合がある 適したケース ・家族グループチャットなどで情報を共有する場合 ・何度も同じ説明をする手間を省きたい場合

電報(フォーマルな連絡手段)

メリット ・正式な通知として送ることができる ・手紙よりも迅速に届く デメリット ・即時性がないため、緊急連絡には向かない ・電話やSNSに比べて時間がかかる 適したケース ・遠方の親族や仕事の関係者に正式な連絡をする場合

何を伝えるべきか

危篤の連絡をする際は、簡潔かつ正確に情報を伝えることが重要です。伝えるべき内容を整理し、相手が混乱しないようにしましょう。

連絡時に必ず伝えるべきポイント

以下の情報をまとめて伝えると、相手が状況を正しく理解しやすくなります。

1.危篤であること 「〇〇(患者の名前)が現在、危篤状態です。」 「医師から『いつ亡くなってもおかしくない』と言われました。」 2.病院の名前・場所 「〇〇病院の△△病棟、××号室にいます。」 「病院の住所は□□県△△市〇〇町××です。」 3.現在の状況 「意識はありませんが、呼吸は続いています。」 「医師から、今日・明日が峠だと言われました。」 4.来院の必要性 「できるだけ早く来てほしいです。」 「遠方なので、来るかどうかは相談して決めてください。」 5.今後の見通し(分かる範囲で) 「医師の話では、数時間~数日の可能性があるとのことです。」 「現時点では回復の見込みはないと説明を受けています。」

【連絡の例文】(電話・メール・SNS用)

電話の場合 「もしもし、〇〇です。今、△△(患者の名前)が〇〇病院に入院しているのですが、医師から危篤と診断されました。意識はなく、いつ亡くなってもおかしくない状態だそうです。 病院の住所は□□県△△市〇〇町××で、△△病棟の××号室です。できるだけ早く来てもらえますか?」

メール・SNSの場合 「【緊急連絡】〇〇が危篤状態です。 現在、〇〇病院(□□県△△市〇〇町××)の△△病棟××号室に入院中です。医師から『いつ亡くなってもおかしくない』と言われました。 もし可能であれば、できるだけ早く病院へお越しください。」

注意点 ・感情的になりすぎず、冷静に伝えることを心掛ける。 ・相手の状況を考え、無理に来るよう強要しない。 ・遠方の親族には、交通手段や滞在先の手配についても相談する。

もし亡くなった場合の対応

家族が危篤状態の後、残念ながら亡くなってしまった場合、冷静に対応することが求められます。突然のことで動揺するかもしれませんが、死亡後に必要な手続きを進めるための流れを理解しておくことが大切です。

退院の手続き

患者が病院で亡くなった場合、まず行うのは退院の手続きです。 ・【退院手続きの流れ】 1.医師による死亡確認 ・医師が死亡を確認し、死亡診断書を作成する ・家族は医師から今後の流れについて説明を受ける 2.病院の支払いを済ませる ・入院費・治療費の精算を行う(病院によっては後日支払いも可能) ・健康保険証や診察券を返却する 3.遺体の搬送手配 ・葬儀社に連絡し、遺体の搬送を依頼する ・自宅に安置するか、葬儀場・斎場に直接搬送するかを決める ・【注意点】 ・病院には長時間遺体を安置できないため、迅速に搬送の手配をする ・死亡診断書は、後の手続き(死亡届の提出など)で必要になるため、必ず受け取る

死亡の連絡をする相手

家族が亡くなった場合、早急に知らせるべき人がいます。 【死亡を連絡すべき相手】 ・ 親族(三親等までの親戚) ・ 故人の友人・知人 ・ 勤務先(故人・自身) ・ 宗教関係者(僧侶・神父など) ・ 葬儀社 【連絡する際のポイント】 ・まずは最も近しい親族に連絡する(両親・子供・兄弟姉妹) ・遠方の親族には、交通手段や宿泊の手配も考慮する ・勤務先には、忌引き休暇の取得について相談する

家族や友人への連絡

【連絡の例文(電話・メール・SNS)】 ・電話の場合 「〇〇(故人の名前)が本日、〇〇時に亡くなりました。 葬儀の詳細は後ほどお伝えしますので、取り急ぎご連絡いたします。」 ・ メール・SNSの場合 「【訃報のお知らせ】 〇〇(故人の名前)が、本日〇〇時に亡くなりました。 葬儀の日程については追ってお知らせいたします。」 【注意点】 ・感情的になりすぎず、できるだけ冷静に伝える ・葬儀の日程や場所を決めてから詳細を再度連絡する

宗教関係者への連絡

【宗教ごとの対応】 ・ 仏教 → 菩提寺(先祖代々の墓がある寺)に連絡し、葬儀の手配を相談する ・ 神道 → 神社ではなく、神葬祭を行う神職者に依頼する ・ キリスト教 → 教会の牧師・神父に連絡し、告別式の相談をする

葬儀の準備

家族が亡くなった後、すぐに葬儀の準備を進める必要があります。 亡くなった直後は気が動転してしまうこともありますが、事前に流れを把握しておけば、冷静に対応できるでしょう。

葬儀の準備を始めるタイミング

葬儀の準備は、医師の死亡確認が終わり、遺体の搬送を決めた後から始まります。病院で亡くなった場合、長時間遺体を安置することができないため、速やかに葬儀社と連絡を取りましょう。

葬儀の形式を決める

葬儀にはいくつかの形式があります。 【主な葬儀の種類】

葬儀の種類特徴
一般葬家族・親族・友人・知人が参列する伝統的な葬儀
家族葬家族や親しい人だけで行う小規模な葬儀
直葬(火葬式)通夜や告別式を行わず、火葬のみを行う
社葬・合同葬企業や団体が主催する大規模な葬儀

どの形式を選ぶかは、故人の遺志や家族の意向によって決めましょう。

葬儀社を決める

葬儀の準備を進めるには、まず葬儀社を決定することが最優先です。 ・【葬儀社を選ぶ際のポイント】 ・ 予算に合ったプランがあるか ・ 希望する宗教・形式に対応しているか ・ 病院や自宅からの搬送がスムーズにできるか ・ 葬儀の進行をしっかりサポートしてくれるか 既に菩提寺(先祖代々のお墓がある寺)や決まった葬儀社がある場合は、そちらに連絡を入れましょう。

遺体の安置場所を決める

遺体は、自宅に安置するか、斎場や葬儀場に直接搬送するかを選ぶ必要があります。 ・【遺体の安置先】 ・ 自宅に安置する場合 → 布団を用意し、枕元に線香やロウソクを置く ・ 葬儀場・斎場に安置する場合 → 葬儀社が手配してくれる 病院で亡くなった場合は、病院に遺体を長時間安置できないため、速やかに決めることが必要です。

葬儀までの流れ

家族が亡くなった後、葬儀を執り行うまでにはいくつかの手続きを順番に進める必要があります。 ここでは、葬儀までの具体的な流れを詳しく解説します。

① 医師による死亡確認

家族が亡くなった際、まず医師が死亡を確認し、死亡診断書を作成します。 ・【医師による死亡確認のポイント】 ・ 病院で亡くなった場合 → 病院の医師が死亡を確認し、死亡診断書を発行 ・ 自宅で亡くなった場合 → かかりつけ医が死亡確認を行い、診断書を作成 ・ 突然死・事故死の場合 → 警察の検視が必要になり、監察医が死亡検案書を作成 死亡診断書(または死亡検案書)は、死亡届の提出や火葬許可証の申請に必要なので、大切に保管しましょう。

② 葬儀社を手配する

死亡確認が終わったら、速やかに葬儀社を手配し、葬儀の準備を進めます。 【葬儀社に伝えるべきこと】 ・ 故人の名前・死亡場所(病院・自宅など) ・ 遺体の搬送先(自宅・斎場・火葬場など) ・ 希望する葬儀の形式(一般葬・家族葬・直葬など) 葬儀社を決める際は、事前に見積もりを取り、予算に合ったプランを選ぶことが重要です。

③ 遺体の搬送・安置

葬儀社を手配したら、遺体を自宅または葬儀場に搬送し、安置します。 【遺体の安置時に行うこと】 ・ 清拭(せいしき) → 体を清め、死装束を着せる ・ 枕飾りの準備 → 線香・ロウソク・枕団子などを用意 ・ ドライアイスの手配 → 遺体の腐敗を防ぐために必要 自宅に安置する場合は、故人が落ち着いて休めるように、和室や静かな場所を用意しましょう。

④ 死亡届の提出

遺体を安置したら、市区町村役場に死亡届を提出し、火葬許可証を受け取ります。 【死亡届の提出方法】 ・ 提出者 → 親族または葬儀社が代行 ・ 提出先 → 故人の本籍地、死亡地、または届出人の住所地の役所 ・ 必要書類 → 医師の「死亡診断書」 火葬許可証がないと火葬ができないため、死亡届は速やかに提出しましょう。

自宅で亡くなった場合はどうする?

家族が自宅で亡くなった場合、病院で亡くなったときとは異なる手続きが必要です。特に、突然死や事故死の場合は、警察の検視が入ることもあるため、冷静に対応することが求められます。

① まずは医師または救急車を呼ぶ

【対応の流れ】 1.反応がない場合、まずは119番に通報する ・「呼吸がない」「脈が確認できない」などの状況を伝える 2.かかりつけ医がいる場合は、医師に連絡する ・高齢者や持病がある場合、主治医に診断を依頼できる 3.かかりつけ医がいない場合は、救急車を呼ぶ ・救急隊員が駆けつけ、状況を確認する

② 死亡確認後の対応

【自然死と事故死で対応が異なる】 ・ 自然死(持病などによる死亡) → かかりつけ医が死亡診断書を作成 ・ 事故死・突然死 → 警察に連絡し、監察医の検視を受ける ・【警察が関与するケース】 ・自宅で突然亡くなった場合 ・事件性や不審な点がある場合 ・死因が特定できない場合 警察の検視が入ると、遺体の搬送や手続きに時間がかかるため、家族は指示に従って行動することが大切です。

③ 遺体の安置場所を決める

【遺体の安置方法】 ・ 自宅に安置する場合 → 枕飾りを準備し、布団の上に寝かせる ・ 葬儀場や斎場に搬送する場合 → 葬儀社に連絡し、搬送手配をする 病院で亡くなった場合と違い、すぐに搬送しなくても問題ないため、家族でよく話し合って決めましょう。

④ 死亡届の提出と葬儀の準備

【手続きの流れ】 1.死亡診断書(または死亡検案書)を取得する 2.市区町村役場に死亡届を提出し、火葬許可証を受け取る 3.葬儀社と相談し、葬儀の準備を進める

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家族や親戚が危篤状態の場合、忌引き休暇は認められるのか

家族や親族が危篤になった場合、仕事を休むことができるのか気になる方も多いでしょう。通常の「忌引き休暇」は家族が亡くなった後に取得できる休暇ですが、危篤時には適用されないケースが多いのが現状です。

① 忌引き休暇は基本的に「死亡後」に適用される

【忌引き休暇の基本ルール】 ・ 家族が亡くなった後に取得する休暇であり、危篤時には適用されないことが多い ・ 取得できる日数は、故人との関係性や会社の規定によって異なる ・ 有給休暇とは異なり、給与が支給されることが多い

【忌引き休暇の一般的な日数】

故人との関係忌引き日数(目安)
配偶者5~10日
両親・子供3~7日
兄弟姉妹・祖父母1~3日
叔父・叔母・甥・姪1日(会社によっては適用なし)

危篤状態では、この忌引き休暇は適用されず、通常は「有給休暇」または「特別休暇」で対応する必要があります。

② 会社の就業規則を確認する

【危篤時に取得できる休暇の種類】 ・ 有給休暇(年次休暇) → 取得可能(消化扱いになる) ・ 特別休暇 → 会社によっては「家族の危篤時」に取得できるケースもある ・ 無給休暇・欠勤 → 休むことはできるが、給与が支払われない可能性がある *危篤時の対応は企業によって異なるため、就業規則を確認し、必要に応じて上司や人事に相談することが重要です。

③ 休暇の申請方法(上司への伝え方)

・ 【電話・メールの例文】 ・電話の場合(直属の上司に伝える) 「お忙しいところ申し訳ありません。実は、家族(または親族)が現在危篤の状態で、病院へ駆けつける必要があります。本日(または明日)、お休みをいただきたく、ご相談させていただきました。」 ・ メールの場合(正式な申請用) 件名:休暇申請のお願い(家族の危篤) 〇〇部長 お世話になっております。〇〇(自分の名前)です。 現在、家族(または親族)が危篤の状態となり、病院へ向かう必要がございます。 つきましては、〇月〇日(〇曜日)に休暇を取得させていただきたく、ご相談申し上げます。 ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。 〇〇(自分の名前)

【ポイント】 ・ 可能な限り早めに上司に報告する(事後報告は避ける) ・ 業務の引き継ぎが必要なら、誰に任せるかも伝える ・ 休暇の取得が難しい場合、リモートワークなどの代替案も相談する

④ 会社が休みを認めてくれない場合の対応

【会社が休みを認めない場合の対処法】 ・ 有給休暇の取得を希望する(労働基準法で認められている) ・ 緊急時のため、欠勤を覚悟で休む(無給になる可能性あり) ・ 会社の人事部や労務担当に相談する 家族の危篤は非常に重要な出来事なので、勤務先とよく話し合い、適切な対応を取ることが大切です。

まとめ

家族や親族が「危篤」と診断された際には、冷静に対応することが重要です。突然のことで動揺するかもしれませんが、事前に正しい知識を持っておくことで、適切な行動を取ることができます。

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