2024.7.10
昨今話題になっている「終活」。その際に欠かせないのはズバリ「エンディングノート」ではないでしょうか?最近ではエンディングノートをオンラインで書くこともできるようになりました。そこで今回はエンディングノートをオンラインで書く方法、またオンラインで書く際の注意点、メリット・デメリット等基本的なことをお伝えしていきます。
エンディングノートをオンラインで書くためには、まず適切なプラットフォームを選ぶことが重要です。以下のステップに従って進めましょう。
信頼できるオンラインサービスを選びましょう。多くのサービスがセキュリティ対策を施しており、ユーザーフレンドリーなインターフェースを提供しています。具体的には、以下のサービスがあります。 (2024年7月現在のリンクです)
三菱UFJ信託銀行株式会社様『わが家ノートby MUFG』
株式会社WishLane様『エルノート』
東急ラヴィエール株式会社様『Hiraql NOTE(ヒラクル)』
選んだプラットフォームにアカウントを作成し、ログインします。ここで基本情報を入力することから始めます。
プラットフォームに従い、必要な情報を入力します。個人情報、医療情報、財産情報、葬儀に関する希望などを網羅的に記入します。
ライフイベントの変化に応じて情報を更新します。これにより、常に最新の情報が記録されます。
オンラインでエンディングノートを書く際にはいくつかの注意点があります。
個人情報をオンラインに保存するため、セキュリティ対策が必須です。強固なパスワードの設定や二段階認証の導入を検討しましょう。
選ぶプラットフォームの信頼性を確認します。口コミや評判をチェックし、実績のあるサービスを選びましょう。
万が一のトラブルに備え、情報のバックアップを定期的に取ることが重要です。クラウドストレージや外付けハードディスクに保存しておくと安心です。
1.手軽さ いつでもどこでもアクセスでき、手軽に情報を入力・更新できます。スマートフォンやタブレットからも利用可能です。 2.安全性 多くのオンラインサービスは強固なセキュリティ対策を施しており、情報の漏洩リスクが低減されています。 3.共有の容易さ 家族や信頼できる人と簡単に情報を共有でき、必要なときに迅速にアクセスできます。
1.デジタルリテラシーの必要性 オンラインサービスを利用するためには、ある程度のデジタルリテラシーが必要です。技術に不慣れな人にとっては、少し敷居が高いかもしれません。 2.セキュリティリスク オンラインに情報を保存すること自体にリスクが伴います。サービスの選定や個人のセキュリティ意識が重要です。 3.サービスの持続性 利用しているサービスが将来にわたり提供され続けるかどうかの保証はありません。信頼性のあるサービスを選ぶことが重要です。
エンディングノートを一度作成しただけで安心せず、定期的に見直すことが大切です。ライフイベントや状況の変化に応じて、内容を最新の状態に保つことが求められます。例えば、結婚、子供の誕生、転職、退職などの大きなイベントがあった際には、エンディングノートを更新しましょう。これにより、常に正確で役立つ情報が記録されることになります。
エンディングノートを家族と共有することは、緊急時や自身が意思表示できなくなった場合に非常に重要です。以下のステップで家族と共有しましょう。
家族とのコミュニケーションの中で、落ち着いて話せるタイミングを選びます。終活やエンディングノートの重要性を理解してもらうために、適切な時期に話し合いを持ちましょう。
オンラインエンディングノートの場合、プラットフォームの共有機能を利用して家族にアクセス権を付与します。紙のエンディングノートの場合は、コピーを作成して渡すか、保管場所を伝えます。
エンディングノートに記載している内容や重要なポイントを家族に説明します。特に、医療に関する希望や財産情報などは詳細に伝えておくことが大切です。
エンディングノートをオンラインで作成することで、より手軽に、かつ安全に自身の希望や情報を管理できます。今回のガイドを参考に、自分に合った方法でエンディングノートを作成し、未来への備えを整えましょう。
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