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30代から始める終活!早くから始めるメリットやエンディングノートについて解説

2024.6.28

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近年、「終活」が注目されていますが、30代から終活を始めることには多くのメリットがあります。 終活は高齢になったら始めるイメージが強いかもしれませんが、若い世代でも大切です。 エンディングノートや断捨離の観点から、早くから始めるメリットを解説します。

30代の終活でやるべきこと

終活を始める際に具体的にやるべきことをいくつか紹介します。 ・エンディングノートの作成: まずはエンディングノートを用意し、自分の意志や希望、重要な情報を書き留めます。定期的に内容を見直し、最新の情報を反映させましょう。 ・保険や金融資産の見直し: 生命保険や医療保険、貯蓄や投資の状況を確認し、必要に応じて見直しを行います。将来の生活や家族のために、最適なプランを選びましょう。 ・断捨離の実践: 自宅や職場の整理整頓を始め、不要なものを処分します。定期的に見直しを行い、必要なものだけを残す習慣をつけましょう。 ・家族との話し合い: 終活について家族と話し合い、お互いの考えや希望を共有します。これにより、相続がスムーズに進むなど、死後の懸念を少なくすることができるでしょう。

若くから終活を考えるメリット

具体的には以下のようなメリットがあります。 ・計画的な準備が可能: 時間的余裕がある時期から始めることで、広い視野で検討を進められます。 じっくりと考える時間を持てるため、納得のいく準備ができ、 人生をより豊かにする一助となるでしょう。 ・メンタルの安定: 自分の未来について考えることで、漠然とした不安が軽減されます。終活を通じて自分の人生を 振り返り、これからの目標を明確にすることで、心を落ち着かせることができるでしょう。 ・家族とのコミュニケーション向上: 終活を話題にすることで、家族とのコミュニケーションが深まります。お互いの考えや希望を 共有する機会となり、家族の絆を強めることができます。 日頃から話し合うことは難しいと思いますので、お盆や年末年始など、家族が集まったタイミングでそれとなく話題にしてみるのも一つです。 ・経済的な準備が整う: 若いうちから資産や保険の見直しを行うことで、将来の経済的な不安を軽減できます。 無理のない範囲で計画的に貯蓄や投資を行うことで、計画をより具体的にすることができるでしょう。

エンディングノートの重要性

エンディングノートは、自分の意志や希望を記録するためのツールです。これを30代から 準備することで、以下のような効果を引き出すことができます。 ・家族への意思表示: 事故や病気など、突然の事態が起きた場合、遺言とは行かないまでも家族が困らないように意志を残しておくことができます。 特に、未婚や子供のいない30代の人は、日常的に一緒にいる人が少ないと思いますので、何かあった場合に親族や身近な人へ意志を伝える手段として役立ちます。 ・資産管理の明確化: 金融資産などそれなりに蓄えがある場合は、若いうちから資産の管理や分配方法を決めておくことで、後々のトラブルを防げます。銀行口座や保険、ローンなどの情報を整理しておくと、家族にとっても負担が減ります。 ・自分の希望を叶える: 葬儀や供養の方法、親しい友人や家族に伝えたいメッセージを記しておくことで、自分の希望通りの 最期を迎えることができます。

断捨離のすすめ

断捨離とは不要な物を断ち切り、物への執着心をなくすことで、身軽で快適な生活や人生を手に入れようとする考え方のことです。 最重要事項として考えていただく必要はありませんが、空き家や遺品整理も超高齢社会においては問題視されるようになってきていますので、物を増やしすぎないための視点をご紹介します。 ・生活のシンプル化: 必要なものだけに囲まれた生活は、あとで整理整頓しなければいけないという状態から解放されることになります。 日頃掃除をするのも楽になるかもしれません。 ・家族の負担軽減: もしもの時に、家族が大量の遺品整理に悩まされることを防げます。一方で、思い出の品まで無闇に処分してしまうと残された家族としては寂しいと感じることもあるかもしれません。劣化した結果捨てる物にならないか・品物そのものに共有する思い出があるかによって判断すると良いでしょう。 ・後の自分の負担軽減: 若いうちは考えにくいかもしれませんが、高齢になった時には自分では処分しきれないほどモノが溜まったり、異常を引き起こしたりするものです。 長期間置いていても問題ないものなのか、定期的に見直しておくことも重要です。

まとめ

30代から終活を始めることには、家族の負担軽減や自身の安心感、生活の質向上など、多くのメリットがあります。エンディングノートや断捨離を活用して、自分らしい生き方を見つめ直し、より良い人生を送る準備をしましょう。 終活は決して早すぎることはありません。むしろ、若いうちからの準備が、将来の自分と家族のためになるでしょう。

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