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健康寿命ってどれくらい? 必要貯蓄額も併せてご紹介

2024.6.28

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人生100年時代と言われる現代、健康寿命を意識することがますます重要になっています。 健康寿命とは、日常生活を自立して送ることができる期間のことを指します。 平均寿命と異なり、健康寿命は「元気に過ごせる時間」を示すため、多くの方が関心を寄せています。 本記事では、日本における健康寿命の現状と、老後の生活に必要な貯蓄額について 詳しくご紹介します。

健康寿命の現状

厚生労働省の調査によると、日本の健康寿命は男性が約72歳、女性が約74歳とされています。 これは、平均寿命と比較すると男性で約9年、女性で約12年の差があります。 この差は、健康問題や介護が必要になる期間を意味しています。 そのため、元気で過ごせる時間をできるだけ延ばすためには、日々の生活習慣の見直しや 適切な医療ケアが重要です。

健康寿命を延ばすためのポイント

・バランスの取れた食事 栄養バランスの取れた食事は、体の健康を維持するための基本です。特に、野菜や果物、魚を多く 取り入れることが推奨されます。例えば、毎日の食事にサラダや果物を加えることで、ビタミンや ミネラルを豊富に摂取することができます。 ・適度な運動 定期的な運動は、筋力の維持や心肺機能の向上に役立ちます。ウォーキングや軽いジョギング、 ヨガなど、無理なく続けられる運動を取り入れましょう。例えば、毎朝30分のウォーキングを 習慣にすることで、心肺機能が向上し、筋力も維持されます。 ・社会とのつながり 友人や家族とのコミュニケーションを大切にすることは、メンタルを安定させるためには重要です。 地域のイベントやボランティア活動に参加することも良いでしょう。例えば、地域の趣味のサークルや ボランティアグループに参加することで、新しい友人を作り、社会とのつながりを強化できます。 ・定期的な健康診断 定期的な健康診断を受けることで、早期発見・早期治療が可能になります。健康診断を通じて、 自分の健康状態を把握し、早めに対策することができます。例えば、年に一度の健康診断を受けることで、病気の早期発見につながります。

老後の生活に必要な貯蓄額

健康寿命を意識する上で、老後の貯蓄も非常に重要です。 老後に必要な生活費はどのくらいになるのでしょうか? 基本的な生活費 総務省の調査によると、夫婦二人の老後生活費は月額約27万円が目安とされています。 これは、住宅費や医療費、食費などを含む一般的な生活費です。 例えば、住宅費や食費、公共料金などを含めた基本的な支出がこれに該当します。 医療費・介護費の備え 加齢に伴い、医療費や介護費の負担も増加します。これらに備えるために、 年間約10万円から20万円の追加費用が見込まれます。 例えば、定期的な通院や介護サービスを利用する場合、その費用が含まれます。 余裕を持った生活を送るために 旅行や趣味に使う費用を含めると、さらに余裕を持った貯蓄が必要です。例えば、年間で約50万円程度の余裕資金を計画に入れておくと良いでしょう。趣味の活動や家族との旅行など、充実した生活を送るための資金です。 必要貯蓄額の試算 これらを踏まえ、例えば65歳から90歳までの25年間を想定すると、以下のような試算ができます。 月額生活費27万円 × 12ヶ月 × 25年 = 8,100万円 医療費・介護費年間15万円 × 25年 = 375万円 余裕資金年間50万円 × 25年 = 1,250万円 合計すると、約9,725万円の貯蓄が必要になります。ただし、年金や退職金などの収入もあるため、 実際にはこれよりも少ない額で済むケースも多いでしょう。例えば、年金収入が月額20万円ある場合、年間で240万円、25年間で6,000万円の収入となり、必要な貯蓄額は約3,725万円に減ります。

健康寿命を延ばし、充実した老後を送るために

健康寿命を意識した生活習慣の改善と、適切な経済的準備は、充実した老後を過ごすための 鍵となります。 日々の生活を見直し、少しずつでも改善を図ることで、より豊かな人生を送ることができるでしょう。 これからの生活に役立つ情報を活用し、健康で幸せな毎日を目指していきましょう。 ※詳細検討時はFPなどの専門家へご相談することをお勧めしています。

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