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終活とコミュニケーション:家族との対話の大切さ
2024.6.10
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終活とコミュニケーション:家族との対話の大切さ
終活とは、自分の人生や死に関することを整理し、準備することです。 これには遺言書の作成や葬儀の準備、遺産の整理などが含まれます。終活は自分の意思を 明確にするだけでなく、家族や身近な人とのコミュニケーションを深める機会でもあります。 特に家族との対話は、終活において非常に重要な要素です。なぜなら、家族との コミュニケーションを通じて、自分の意思や希望を伝えることができるからです。
家族との対話は、終活において重要な意思決定をする際に役立ちます。 例えば、突然あなたが倒れて救急搬送された場合、あなたのご家族は「手術をするか」 「延命治療をするか」など希望通りの判断ができる状態ですか? エンディングノートに希望を残す方も近年非常に増えていますが、もしもの状態に陥った場合に備えて話す場を設けておくのが望ましいです。 葬儀の形式や遺言書の内容などが決まっているとしたら、自分の希望を家族と共有することで、後々のトラブルを避けることができます。 また、家族との対話を通じて、自分の意思を明確にすることができるため、後悔や不安を減らすことができます。 対話を通じて、自分の意思をしっかりと伝えることで、家族も安心して遺言書や葬儀の準備を 進めることができるでしょう。 さらに、家族との対話を通じて、終活を通じた家族の絆を深めることができます。 終活は、自分の死に関することを考えることであり、通常避けがちなものです。 しかし、家族との対話を通じお互いの思いや希望を共有することで、家族の絆を深めることができます。 また、自分の人生や死について考えることで、残っている時間を大切にすることができます。 まだ元気ならどこかに旅行に行ったり、何かの思い出を作ることもできるでしょう。
話をする上で気をつけるべきこと
家族との対話を通じて、自分の意思を伝えることは、終活において非常に重要です。 しか し、家族との対話をすることは簡単なことではありません。切り出し方や希望によっては家族との対話が難しくなることも考えられます。 例えば財産分与についても、2名の子供がいて、長男は事業に困っていて長女は裕福な家の 主婦になっている場合、均等に分配して欲しいという希望を伝えると揉めることもあるでしょう。 また、子供の認知や内縁の配偶者への財産分与など、死ぬまでは他の家族に秘密にしておきたい 内容がある場合にも気をつける必要があります。 もしそういった秘密を抱えることなく話ができるとしたら、一緒に方針を決めてみるのも一つです。後々のトラブルを避けたり身の回りの整理を進めるなど、家族との対話を通じて、自分の意思を 明確にしておきましょう。
まとめ
家族との対話を行うことで、対話を通じて自分の意思を明確にすることができるため、 後々のトラブルを避ける一助となります。ただしそれは相続財産の分配や家族関係についてなど、 自分の理解が進んでいて、かつ家族に話ができる関係性であるかによります。 思わぬトラブルを招かず、また、家族との時間を大切にするためにも、まずはしっかりと把握や準備を進めることが大事です。 遺言を作成したり、内容が複雑になる場合は専門家に相談することをお勧めします。
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