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自宅での葬儀:家族葬をプライベートに行うメリットと準備

2024.6.10

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自宅での葬儀:家族葬をプライベートに行うメリットと準備

自宅葬とは、故人の家で行う葬儀のことです。故人が生活していた場所で思い出を振り返ったり、 自由な葬儀を行うことができます。 今回は、自宅での自宅葬のメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。

自宅葬のメリット

以下のようなメリットがあります。

1. プライベートな雰囲気で故人を偲ぶことができる

自宅での葬儀は、一般の葬儀場や斎場とは異なり、プライベートな雰囲気で 故人を偲ぶことができます。 親しい家族や友人だけで行うため、自由な空間で故人を送ることができます。 故人に遠慮なく話しかけたり、泣いたり、他の人の目を気にする必要がなく 当日を過ごすことができます。 また、その家に家族が住んでいる場合は、葬儀までの来訪を柔軟に受けることができたり、 面会時間の縛りなどを受けずにすみます。

2. 費用を抑えることができる

一般の葬儀場や斎場を利用する場合、会場費や葬儀費用などがかかりますが、自宅での葬儀は それらの費用を抑えることができます。 特に、予算に余裕がない場合や、故人が質素な葬儀を希望していた場合には、 自宅での葬儀が適しているでしょう。

3. 自宅ならではのアットホームな雰囲気

自宅での葬儀は、家族や友人と共に過ごした思い出の場所で行うため、 アットホームな雰囲気があります。 故人が愛した場所で最後の別れをすることができるため、より心に残る葬儀になるでしょう。 自宅の飾りつけを好きにしてみたり、故人が好きだった物をたくさん用意して飾ってみたり、 会場の制約を受けない葬儀が可能です。

反対に以下のようなデメリットもあります

1.対応できる葬儀社が限られることがある

一戸建てやマンションなど、自宅の環境によって対応できる葬儀社が限られることがあります。 外部の式場は参加人数や対応についてはっきりしているためスムーズな式が可能ですが、 なれない会場ではそれが難しいことがあります。 棺が家にはいるのか、弔問に訪れる方の対応など細かい想定と打ち合わせが必要になることを 避けるため外部の式場を勧められるかもしれません。

2.思わぬ追加料金が発生する場合がある

エレベーターや玄関口の大きさによってどのように棺を運び込むか、故人の体をどのように 外へ運ぶのかが変わります。 家族や弔問者の方にご協力をいただければ良いですが、補助人員が必要として 料金が発生することもあります。

3.近所への配慮が必要

集合住宅の場合は自宅での葬儀自体が禁止されていることもあります。またそうでない場合でも 棺の出入りや読経など配慮が必要なことはないか考えておく必要があります。 弔問者が多い場合は公共交通機関をなるべく使ってもらったり、駐車場を予め案内しておくなど、 迷惑にならないよう確認しておきましょう。

自宅葬を自分で手配する場合について

自宅葬は葬儀社に依頼をしないで行うこともできます。 しかし、ご遺体の搬送やドライアイスの用意、火葬場の手配、棺をはじめとする必要品の確保など 全て行う必要があるため、おすすめはしていません。

葬儀社に依頼する場合に確認すべきポイント

・プランの取り扱いがあるか ・どこまでがプランに含まれていて、希望によるオプション料金がどれくらい発生するか ・想像するお別れができそうか 基本的に多くの葬儀社で自宅葬に対応していますが、葬儀社によってプランに含まれている内容は 異なります。 ご遺体の運搬に追加費用がかかる 自宅葬のため料理の提供がない 火葬の日程まで時間がかかるのでドライアイスがたくさん必要になる 祭壇などお花が思ったより少ない など様々なことがありえます。 逆に外部の方が出してくれる供花は、スタンドなど通常の形式で受けられない分まとめて祭壇に まとめてくれたり、柔軟な対応をしてくれるところもあるようですので、まずは思い描く葬儀を 伝えてみると良いでしょう。

まとめ

以上、自宅葬のメリットデメリットを解説してきました。 近年では葬儀のあり方が見直され、従来のように大勢の弔問者が参加するのではなく、 ごく親しい友人や家族のみで行う葬儀も増えています。 また、それに伴い形式にとらわれず、故人のらしさを考えた内容にしたり、 ゆっくりと自由なお別れを望む人も増えているようです。 後悔しない葬儀を行う一考としていただければ幸いです。

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