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お通夜のマナーとは?服装からお通夜の流れまで完全解説

2024.6.28

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大切な人との別れは誰にとっても辛いものです。その悲しみの中でも、故人や遺族に対する礼儀を 欠かさずに守ることは、心のこもった敬意を示す行為として重要です。お通夜に参加する際のマナーや適切な服装について知識を持つことで、あなた自身も安心してこの大切な時間を過ごすことができるでしょう。 この記事では、初めてお通夜に行かれるような方へ向け、服装の選び方からお通夜の流れまでを丁寧に解説します。

お通夜とは

お通夜は、故人と最後の別れを惜しむための行事であり、一般的には葬儀の前夜に行われます。この場は、故人への感謝や祈りを捧げる時間であり、遺族や親しい友人、知人が集まって故人を偲びます。お通夜の形式は地域や宗教により異なることがありますが、基本的な流れやマナーを理解しておくことが大切です。

お通夜の服装

お通夜にふさわしい服装は、シンプルで控えめな黒が基本です。 以下に、男女別に具体的な服装の選び方を詳しく説明します。

男性の服装

ブラックスーツ: 一般的に黒のスーツを着用します。これは最も無難で、失礼のない選択です。 白いシャツ: スーツに合わせるシャツは白が基本です。清潔感を重視し、シワのないものを選びます。 黒いネクタイ: 黒のネクタイを結びます。光沢のないシンプルなものを選び、派手な柄やデザインは避けます。 黒い靴と靴下: 靴と靴下も黒で統一します。靴は磨いておくことが重要です。

女性の服装

ブラックフォーマル: 黒のワンピースやスーツを着用します。丈は膝丈かそれより長いものが望ましいです。 控えめなデザイン: 過度に派手なデザインや装飾は避け、シンプルで上品なものを選びます。 黒いパンプス: 靴も黒で、ヒールは低めのものを選びます。歩きやすさも考慮しましょう。_ アクセサリー: パールのネックレスやイヤリングなど、控えめなものが適しています。 金や派手なジュエリーは避けます。

お通夜の流れ

お通夜は、故人との最後の別れを惜しむための時間です。 その流れを事前に理解しておくことで、当日スムーズに行動することができます。

1.受付

会場に到着したら、まず受付で名前を記帳します。お悔やみの言葉を伝える際は、 「この度はご愁傷様です」といった適切な言葉を選びましょう。香典を持参している場合は、 この時に渡します。不祝儀袋には、表書きを確認し、金額を適切に入れておきます。

2.席に着く

受付を済ませたら、指定された席に着きます。お通夜の進行が始まるまで静かに待ち、 他の参列者とも静かに挨拶を交わします。

3.開式

お通夜が始まる時間になると、僧侶や司会者の挨拶から始まります。参列者は静かに席に着き、 故人への思いを込めて式に集中します。

4.焼香

式の進行に従って焼香が行われます。焼香の順番が来たら、静かに焼香台に向かいます。 焼香の際には、数珠の使い方にも注意しながら行います。 仏式では、焼香の仕方は手順が決まっており、一般的には以下のように行います: 焼香の手順: まず、祭壇前に進み、一礼します。香炉から少量の香をつまみ、火にかざしてから香炉に入れます。 これを1~3回繰り返します。最後にもう一度一礼して席に戻ります。 宗教や宗派によって方法が異なる場合がありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。 焼香のポイント ・静かに行動する 焼香は静かに行い、他の参列者や遺族に迷惑をかけないようにします。 ・順番を守る 焼香は参列者の順番が決まっている場合が多いです。 通常、遺族や親族が先に焼香を行い、その後に友人や知人が続きます。自分の順番が来たら速やかに行動します。 ・やり方がわからない場合 焼香の作法がわからない場合は、前の人の動作をよく見てまねると良いでしょう。 数珠の使い方:数珠は左手で持ちます。焼香の際に数珠を両手にかけ、合掌してお祈りをします。 数珠の房が下に垂れるように注意しましょう。

終了後の挨拶と退席

お通夜が終わったら、遺族に対してお悔やみの言葉を述べます。「ご愁傷様です」や「お悔やみ申し上げます」といった言葉が一般的です。遺族が多忙な場合は、長時間の会話を避け、 簡潔に気持ちを伝えることが望ましいです。挨拶を済ませたら静かに退席します。退場の際も静かに行動し、遺族への気遣いを忘れないようにします。可能であれば、「これからも何かお手伝いできることがあればお知らせください」といった言葉を添えると、遺族の心の支えになることがあります。

お通夜での注意点

携帯電話:電源は必ず切っておきます。マナーモードでも音が漏れることがあるため、電源を切るのが最も確実です。 香典:不祝儀袋に入れ、表書きを確認しておきます。香典の金額は地域や故人との関係によりますが、無理のない範囲で包みましょう。一般的には友人や知人の場合で5,000円から10,000円、親族の場合で10,000円から50,000円が目安です。 服装の準備:事前にしっかりと確認し、当日に慌てないようにします。服装は清潔でシワのない状態に整えておきましょう。

さいごに

お通夜は故人と遺族に敬意を表する大切な場です。適切なマナーを守り、 心からのお悔やみを伝えましょう。

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